ニューヨークの魅力!

ニューヨークの魅力は一口ではなかなか言い表せません。

アメリカの内陸部に入ると意外に保守的な環境のところが多く、白人層が多いのも特徴の一つです。今回の大統領選挙においても、そういう人たちの支持が選挙結果に大きく影響を及ぼしたのは間違いありません。

そういう意味では外国の事情にあまり精通していないということにもなります。今回の選挙でもニューヨークやカリフォルニアなど国際的なつながりの強い州は民主党に票を入れました。

ニューヨークはその最たるものです。世界中から才能のある者が集中し、切磋琢磨する構造がそこにはあります。厳しい競争世界のため、この街で生きていくのは並大抵のことではありません。お金があれば素晴らしい生活が保障されますが、なければ非常に惨めな生活が待ち構えています。

ニューヨークのあだ名は「ビッグアップル」です。アダムとイブの話から由来したとも言われていますが、一口その魅力に気づいてしまうと、もう離れられないということです。

私は8年ほどこの街に住みましたが、実にその特徴をうまく表していると思います。きれいになったと言ってもまだまだ汚いところもある街並み、厳しい仕事環境、犯罪の多さ、家賃の高さ、などなどネガティブなところが多々あるにもかかわらず人は集まるのです。

なぜこんなに厳しいところに人が集まるのだろうとよく思いましたが、それがまさにニューヨークの魅力であり、人をひきつける要因なのです。

これほど活気に満ちて、国際的な街はどこにも存在しないでしょう。

アメリカとカナダは似て非なるもの!

アメリカとカナダは非常に似た国であると思われていますが、実際には相当の違いがあります。

アメリカの人口は約3億人。カナダは3000万人しかいません。アメリカの経済力は当然世界一ですが、カナダも十分の一の人口しかないにもかかわらず世界の経済大国の一翼を担っています。

アメリカはあまりに巨大化したため様々な問題が存在します。いいことも悪いことも同時に発生しています。カナダはアメリカと比べると社会福祉や様々な面で調和の取れた国家です。

その顕著な例が医療保険です。アメリカには基本的に国民に対する健康保険がありません。大企業に勤めている人たちは別ですが、そうでなければ個別に保険に入るしかありません。その金額は相当なものです。一家族で毎月1000ドルは当たり前の世界です。それでも病院に行くと結構なお金を請求されます。これが今のアメリカの現実です。

よって、保険に入れない国民が全体の何割いるか、というのがいつも問題になります。お金がなければ何もしてもらえないのが現状なのです。保険がなくても、死にかかっているような人を放置することはできないというような状況もあるわけで、そのしわ寄せはまた保険料に反映します。悪循環です。

カナダは基本的に医療はただです。もちろん、落とし穴もあるわけで、歯や目などには保険はききません。また薬類は払わないといけません。予約制なので長く待たされるという事態もあります。しかし、大きな手術をしたとしてもお金はかかりません。消費税は少し高めですが、その分を医療費に向けているのです。何もないアメリカとは比べ物になりません。

毎年かなりのアメリカ人がこの医療制度を目当てに移民してくるというのも理解出来る現象です。どっちがいいと思いますか?

アメリカの自由、カナダの自由!

トランプ大統領の行動がますます過激になってきましたね、、。 数々の大統領令を早速出しました。隣国にあれだけ強硬に出るとは誰も思わなかったでしょうね。少し心配ですね、、。

自分の家族は現在みんなカナダに住んでいるのでかなり心配な面もあります。カナダには現在大変な数の移民申請があるとか、、、。差別という言葉は適切でないかもしれませんが、今のカナダにはそれほど深刻な人種差別はないように思います。トロントの半分の人口が外国生まれであるという事実。はっきり言って街の中は外国人ばかりです。カナダ人であっても外国人であるという現実。

英語が共通語でありながら、皆母国語もしゃべるという現実。今のカナダは移民が厳しくなったアメリカと比べると、間違いなくより異人種の混ざり合った国です。

おおっぴらに差別をすることは恐らく無理でしょう。社会が許さないと思います。イスラム系の人たちも何の不安もなく生活しています。

アメリカの自由はあくまでもアメリカの理念に沿った自由です。カナダにはそのような制約はないように思えます。移民しても外国人のままでいてもいいということになります。その意味では、今はカナダの方がより自由なのかもしれませんね。

アメリカとカナダの移民!

僕は人生の半分以上を海外で生活してきました。主に北米やヨーロッパですが、日本とはかなり違った国家としての形態がそれぞれの国で見られます。

ある意味ヨーロッパは単一民族の集まりであり、その意味では同じく単一民族である日本と通じるところは多々あると思います。

ただ、アメリカ大陸はかなり違った次元で存在します。

基本的に移民で作られた国であるということ、数百年の歴史しかないということです。とてつもない多民族国家となってしまったのは北米、中米、南米に共通します。

カナダのトロントなどは何と人口の半分が外国で生まれた人達です。これは大変な数字です。新しい人間の流入は今も続き、その力が国家を作り上げていくのです。あのニューヨークでさえ外国で生まれた人間の割合は37パーセントほどです。

街を歩いていても頻繁に聞こえてくる外国語。カナダのオンタリオ州は主に英語が言語ですが、街の中では外国語は普通に聞こえてきます。半分の人間が外国生まれであることからも分かるように、家では母国語を使っている家族が多いのです。英語は逆に単なる共通語といったところでしょうか。日本では考えられない社会的構造があります。

アメリカが移民に厳しくなる現状を考えると、カナダへの移民はますます増えるのではないでしょうか。全ての国の人達を受け入れているということに関しては、カナダの方がアメリカよりはずっと寛大な国ということになります。

何かキナ臭い雰囲気が、、

アメリカの今後の方向性は実に不可解になってきましたね、、、。保護主義的な政策は一番気になります。

自分はカナダ、アメリカに深く関わった生活をしているので本当に気になるところです。北米自由協定のおかげでカナダ、アメリカ、メキシコは恩恵を被ってきたわけですが、これがなくなると当然カナダ、メキシコには打撃ですが、アメリカにも相当な損害が生じるでしょう。

カナダにもアメリカ市場向けに相当の自動車工場などが存在します。すぐに撤退とはいかないでしょうし、アメリカでの価格が上がると、それは消費者に負担となるだけです。

これほど外国との関係が深くなってきた現代社会において、自国の製品だけを優遇することは不可能でしょう。必ずしっぺ返しが来そうな気がします。

NAFTAの交渉、不法移民の処理、、、これらは早急な問題として目が離せませんね。

アメリカはどこへ?

もうすぐアメリカのトランプ大統領が就任式を迎えます。あと数時間です。。。世界中の人たちが不安と期待で、落ち着かない時を過ごしていることでしょう。

全く予想もしなかった大統領選挙の結果。。今までに全くなかった人間性。誰もがただただびっくりした結果でした。

自分も小さい時からアメリカに関わってきたものとして、大統領というのは最大限に尊敬できる対象であると思ってきました。どんな相手に対しても冷静に対応する最高に落ち着きのある存在、、、どんな人間に対しても優しく、差別のない態度、、、。これが自分が持っていた大統領像でした。

これが根底から覆されたのですからね、、こんなことがあるんですね。。

敵対と差別、、なんかこれがトランプの代名詞のようになってしまいしたが、分断されたアメリカはどこに行くのでしょうか?

今までの常識を根底から覆す事態もあるかも、、、、とも思ってしまう。

アメリカは常に自由で楽しい国でした。いろいろ世界の問題に関わってきた歴史がありますが、常に寛容な部分を持っていました。アメリカという価値観を押し付けるあまり、誤解されることも多々あったように思えますが。。。

全く予期せぬ事態が発生する可能性もあります。

でも自由で寛大な精神は失わずにいて欲しいと思います。それがアメリカの強みであり、今のアメリカを作ってきたのですから、、。